英語学童は意味ないって本当?通うメリットや後悔しないための方法とは
英語学童が意味ないと言われるのはなぜ?理由3つ
「英語学童は意味ない」と言われている理由は何なのでしょうか。ここでは3つの理由を解説していきます。
理由①通う頻度によっては英語が全く身につかない
英語学童は通常の学童保育と同様に、子どもを預ける時間や日数を家庭の都合に合わせて決めることができます。しかし通う時間や日数が少ないと、英語を身につけることは難しいでしょう。たとえば1回2〜3時間、週2〜3回程度では、英語に慣れることはできますが、話せるようになるまでには至らないケースが多いです。
このようなケースでは「英語を身につけさせたいから英語学童に通わせているのに、英語が身につかないなら意味がない」と嘆く親御さんもいるようです。
理由②英語に苦手意識を持つ可能性がある
英語学童に通うお子さんの英語レベルはそれぞれ違います。英語教育に熱心なご家庭で育ったお子さんなら、幼児期からフォニックスを学んでいて英語に慣れ親しんでいる場合も多くあります。また昨今では、小学生低学年のうちから英検を受験しているお子さんもまれではありません。
これまで英語にふれる機会が少なかったお子さんが英語学童に通い始めた場合、起こり得るのが「英語に苦手意識を持ってしまう」ことです。周りに英語が話せる、英語がわかる子どもがいるのに対し、自分は英語の知識が少ないとなると、意思疎通をはかることすらできません。そうすると、楽しいはずの英語学童が徐々に嫌いになったり、英語自体が苦手になったりする可能性があるのです。
もちろん、英語学童には英語に初めて触れるお子さんもたくさんいます。英語ができる子と遊ぶなかで教えてもらったり、繰り返し同じフレーズを聞くことで、英語を吸収することもあるでしょう。しかしお子さんの性格上、周りの英語力に圧倒され萎縮してしまうようなら、「英語学童に通う意味がない」となることもあります。
理由③生徒同士は日本語で話していた
英語学童は、基本的に英語学童に着いてから帰宅するまでのすべてのやりとりを英語で行います。ただし中には、日本語の使用が認められている学童もあります。
日本語の使用が認められている学童の場合、子ども同士となると日本語での会話が多くなるというケースも少なくありません。このケースではなかなか英語が上達せず、「英語学童に通わせる意味がない」となることもあります。とくに日本語の使用が認められている学童に、仲の良い友だちも通っていると日本語を使うことが多くなる傾向があるようです。
英語学童にも意味はある!メリット3つ
上記で「英語学童には意味がない」という理由を解説しましたが、英語学童にはもちろんメリットもあります。ここでは英語学童に通うメリットをご紹介しましょう。
メリット①日本にいながら英語漬けの環境にいられる
日本国内では、英語漬けの環境に身を置くことはなかなかできません。しかし英語学童なら、基本的に英語学童に到着してから帰宅するまで、施設にいる間は英語のみで会話をします。そのため一定の時間、英語漬けの環境に身を置くことが可能です。英語漬けの環境に身を置くことで、英語に触れる機会をつくることができ、英語を吸収しやすくなります。
メリット②英語に親しめる
英語学童では、ネイティブ・バイリンガル講師が英語で指導し、学習・生活・遊び・スポーツなどを一緒に行います。楽しみながら英語を学べるので、自然と英語に親しみ、興味を持つきっかけにもなるのがメリットです。
また長時間ネイティブ・バイリンガル講師と英語で接することで、英語への抵抗感も少なくなるでしょう。
メリット③遊びを通して楽しく英語を学べる
英語学童では、カードやブロックを使った集団遊び、立体工作、ダンス、スポーツといったプログラムを行います。そのなかでほかの児童や講師と英語でコミュニケーションをとり、自然に英語を使う、覚える能力が育まれます。
そのため子どもにとっては「英語を勉強している」という感覚はなく、遊びながら楽しく英語を学べるのがメリットといえるでしょう。
「英語学童は意味がなかった」と後悔しないためにできること
英語学童に通わせたいとお考えの方に「英語学童は意味がなかった」と後悔しないためにできることをご紹介します。通わせる前に以下のことを確認しておきましょう。
できること①通う目的を家族で共有しておく
英語学童になぜ通わせるのか、その目的を家族で共有しておきましょう。たとえば、両親が共働きで放課後子どもを預かってほしいという目的ならば、わざわざ英語学童にする必要はありません。また保護者と子どもの目的が違うと「英語学童に通う意味がない」という結果になることもありえます。
英語学童に通う目的は「英語に触れる時間を作りたい」「英検受験のため」「英語が話せるようになって自信をつけたい」などさまざまです。親子で具体的な目的を決める、もしくは親の目的を子どもにも共有し、納得した上で通わせるとよいでしょう。目的を共有するときには、親の一方的な目的を子どもに押し付けることがないように注意してください。
できること②目的に合う英語学童を選ぶ
家族で目的を共有したら、目的に合った英語学童を選ぶようにします。英語学童はさまざまなものがあり、学童によって方針やコース内容が異なります。どのような内容なのか、どんなスタッフや講師が指導してくれるかなどを確認しましょう。
できればお試し体験などを利用し、子どもといっしょに実際に足を運んで雰囲気を見てみるのがおすすめです。
できること③子どもの性格や特性を考慮する
英語学童に子どもを通わせてみたものの、内容が子どもの性格には合わなかった、学童と子どもの相性がよくなかった、ということもありえます。
そういった事態を避けるためにも、子どもの性格を考慮したうえで通うかどうか決めるようにしましょう。またお試し体験をする際に、子どもの意見を聞くのも重要です。子どもの感じ方や意見を尊重し、英語学童を選びましょう。
英語学童の効果を高めるには家庭学習も重要
英語学童に通わせるだけで終わりにしていませんか。家庭でも英語学習をすれば、英語力を育むことができ、英語学童の効果を高められるでしょう。
たとえば英語学童から家に帰ってきて「新しく覚えた英語はなにかある?」と聞く、挨拶や簡単なフレーズを英語で会話してみる、英語の絵本やDVDなどを子どもに見せるなどです。家庭でも英語に触れる習慣をつけましょう。
英語力を伸ばすために!勉強法3つ
家庭で英語力を伸ばすための勉強法を3つご紹介します。家庭学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。
勉強法①Youtubeの海外動画を観る
英語の勉強法でおすすめなのが、Youtubeの海外動画を観ることです。ただしなんでもよいわけではなく、海外の同年代くらいの子が日常を紹介しているチャンネルを観るのがポイントです。ネイティブの発音、日常の自然な会話、流行りの言い回しなどを楽しく学ぶことができます。
勉強法②本を「読む」・日記を「書く」
英語に必要なスキルには「読む」「書く」「話す」「聞く」があります。英語学童では会話がメインで「話す」「聞く」にほとんどの時間を費やしているため、「読む」「書く」のスキルが怠りがちです。
「読む」「書く」の英語学習をすることで、英語力を伸ばしましょう。
「読む」スキルを伸ばすには、英語の絵本や英語版の漫画、英語絵辞典などを読書のラインナップに入れるとよいでしょう。
「書く」スキルを伸ばすには、日記や手紙を書いたり、教材を使うのもおすすめです。毎日少しずつでもよいので英語を書く勉強をしておくと、英語力がつくのに加えて、語彙力、文章力なども伸ばすことができます。
勉強法③オンライン英会話
英会話力をアップさせるためには、オンライン英会話がおすすめです。1回のレッスン時間が20分程度の短いものなら、小学生でも集中力が途切れることなく、英会話を楽しむことができます。また、コミュニケーションの練習にもなるのもメリットです。
英語はコミュニケーション!学ぶならオトデルシリーズ!
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「オトデルシリーズ」は、あらかじめ音声が収録された音声ペン「オトデルペン」と対象の書籍やステッカーと合わせて使用する教材シリーズです。1本のオトデルペンでいろいろな教材が使えるため、長く利用できるのが特徴です。
学習の仕方は、オトデルペンで、オトデルシリーズの各教材に印刷されている「Get ready」というアイコンをタッチするだけです。ペンが教材を認識し、各アイコンやテキストに対応した音声を再生します。 教材には、旺文社発行の英検単語集のベストセラー「英検でる順パス単」から、手遊び歌で楽しく英語が学べる本、英語にはじめてふれるお子さまにもぴったりな「フォニックス」が学べるもの、ゼロから小学生英単語が学べる人気書籍までさまざまなものがあります。オトデルシリーズで、英語をはじめてみませんか。
子どもに合った英語学童を選ぶことがポイント
「英語学童は意味がない」と後悔しないためには、子どもに合った英語学童を選ぶことが重要です。また、英語力を伸ばすためには英語学童だけでなく、家庭学習も行うようにしましょう。