日本人がなぜ英語を学ぶべきなのか?学びの先にあるメリットまで解説
日本人がなぜ英語を学ぶべきなのか?
まずは、日本人がなぜ英語を学ぶべきなのか、その理由を解説していきましょう。
理由①汎用的な言語であるため
理由のひとつは、英語は汎用的な言語であるためです。英語は世界共通語として広く使われており、世界人口73億人の内、英語話者は15億人にものぼるといわれています。計算すると、世界の約20%の人が英語を使っていることになるわけです。ということは、英語を話すことができれば多くの人と会話ができ、ビジネスをはじめ、学業やスポーツ、医療などといったさまざまなジャンルの英語で書かれた有益な情報を得ることができます。
理由②異文化を知ることができるため
そもそも言語は、他者とコミュニケーションをとる手段です。人は言語を使うことではじめて、土地の人とふれあい、他者を理解し、文化を知ることができるようになります。
英語にかぎった話ではありませんが、言語を学ぶことは、今まで知らなかった物事の捉え方や考え方に触れることにつながります。その学びは、世界観や人生をより豊かなものにしてくれるのです。よって異文化を知ることができるのも、英語を学ぶべき理由のひとつといえるでしょう。
理由③日本を知ることができるため
前述したとおり、英語は汎用的な言語です。多くの英語話者がいるため、英語でさまざまな情報が発信されます。海外のニュースサイトやSNSなども、英語を使った記述が多くなっています。
英語を学ぶと、海外で日本がどのように報道されているのかを知ることができます。言い換えれば、日本を客観的に見ることができるのです。そうすることで、日本とほかの国との比較をしたり、日本とはどうういう国なのかを浮き彫りにしたりすることが可能です。
また多面的な視点を得られる、英語で書かれた一次情報に直接アクセスして考えられるのも、英語を学ぶ良い点といえるでしょう。
日本人が英語を学ぶことで得られるメリット
日本人が英語を学ぶと、さまざまなメリットが得られます。どのようなメリットが得られるのか、ここからみていきましょう。
メリット①コミュニケーションの幅が広がる
英語を使う国はたくさんあり、多くの人の母国語が英語です。そのため、英語を話せるようになると、さまざまな国の人と会話ができるようになります。多くの国の人と会話できると、それだけコミュニケーションの幅が広がっていきます。
また、英語が世界共通言語として認識されていることもあり、英語を学んでおけば世界中の人とコミュニケーションをとれるようになり、世界へ進出するチャンスや可能性を広げることができます。
メリット③自分で考える力が身につく
英語を学び、英語を使って他人と話すようになるまでの間、自分が言いたいことは何か、何を伝えたいかを繰り返し考えます。そうすると、自分で物事を考える力が身につきます。また、自分の考えを伝える力が鍛えられるのも英語のメリットです。
日常英語のコミュニケーションを学ぶには?4つの力
力①英語の発声法
英語のスキルには「発音」「アクセント」「リズム」などがありますが、それらの前に身につけるべきなのが発声法です。発声という力を身につけることで、英語が格段に上達します。
しかし日本語と英語とでは、発声の仕方に違いがあります。
日本語の発声は、鼻や口先を使い、額や鼻先に向かって息をあてるような平らな声で話すものです。一方の英語は、喉や胸といった体の深い部分を使い、響きのある声で話す発声です。たとえばネイティブスピーカーの日本人が、日本語を話すときと英語を話すときでは声に違いがあることに気づくでしょう。それは、それぞれの言語で発声法が違うからなのです。
これらの発声の違いから、日本人には英語を発声することが難しいと考えられています。ただしトレーニングすることで、英語の正しい発声法を習得可能です。
英語の発声のトレーニングの仕方は、喉仏を下げ、喉を大きく広げます。この空間が声を共鳴させるスペースとなります。その状態で、お腹から深い声を出します。英語を発声するときにはこの状態を意識し、太く響く深い声を出すようにしましょう。
力②英語の音
日本語と英語の違いは、発声だけではありません。音にも違いがあります。たとえば、母音です。日本語の母音は「あ」「い」「う」「え」「お」の5つですが、英語には約15の母音があります。またアルファベットやその組み合わせによって、固有の音が存在します。日本語で使い分ける音よりも、数多くの音が英語にはあるのです。
そのことを理解し、英語の音をすべて発音できるようにすることが大切です。人間は、自分が発音できない音を聞き取ることが難しいため、英語のリスニングにおいては、自分で英語の音をすべて発音できるようになることが重要なのです。
力③リズム
日本語と英語の違いにはリズムもあります。英語のリズムで特徴的なのは強弱のリズムです。これには「ストレス」と呼ばれる概念を理解することが必要です。ストレスとは、日本語で「強勢アクセント」「強弱アクセント」といわれるもので、単語や文のなかで強く発します。
英語は「Stress – Rhythm Language(ストレス・リズムの言語)」と呼ばれる言語であり、その名のとおりリズムやストレスはとても重要です。正しくストレスを発することができなければ、英語は成り立たず、伝わらないのです。
また、英語は話の要点を抑揚の付け方で表します。そのため同じ文でも、抑揚の付け方を変えることで、伝えたい意味合いが変わるのです。自分の言いたいことを正しく伝える、相手の言いたいことを正しく理解するためには、リズムを身につかなければならないのです。リズムが身につけば、相手の英語のリズムも聞き取れるようになるため、おのずとリスニング力もアップします。
力④思考
英語を学ぶ際には、思考も英語で行うことが大切です。英語を話すとき、頭のなかで日本語をいったん思い浮かべて、それを英語に訳してから口にしていませんか。それではレスポンスが遅れてしまい、スムーズなコミュニケーションが成り立ちません。
英語力を上げコミュニケーションをスムーズにするためには、英語の思考を身につけ、自然に使えるようになりましょう。英語思考は、トレーニングすれば習得可能です。
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